閃きシステムに関する解析情報
閃きの基礎
派生と閃き難易度
ある技から別のある技を閃く、この関係のことを「派生」と呼びます。
関連ページ：「閃き派生データ」
この派生には「閃き難易度」というものが設定されており、この数値が高いほどその技は閃き難くなります。 閃き難易度は派生ごとに異なるため、同じ技を閃く場合であっても派生によって閃き確率は異なります。 例えば右表を見ればわかるとおり『巻き打ち』と『スマッシュ』のどちらを使用した場合でも『ベアクラッシュ』を閃くことが可能です。 しかし、その閃き難易度はそれぞれ"22"と"20"となっているため、『巻き打ち』よりも『スマッシュ』の方が『ベアクラッシュ』を閃き易いことになります。
また、一つの派生元に対し複数の派生先が設定されている場合、閃き判定はその派生の数だけ行われることになります（順番は表の上から順）。 例えば『スマッシュ』で攻撃した場合、内部では『天地二段』→『ディフレクト』→『ベアクラッシュ』→『デッドエンド』の順に閃き判定が行われ、その中で一番最初に判定に成功した技を閃くことになります。
| 派生元 | 閃き難易度 | 派生先 |
|---|---|---|
| 巻き打ち | 10 | スマッシュ |
| 15 | 天地二段 | |
| 22 | ベアクラッシュ | |
| 34 | 無拍子 | |
| 35 | 濁流剣 | |
| スマッシュ | 17 | 天地二段 |
| 17 | ディフレクト | |
| 20 | ベアクラッシュ | |
| 25 | デッドエンド |
閃き確率に関わるその他の要素
- 閃きレベル
- 敵キャラには「閃きレベル」というパラメータが設定されており、この値が高いほど技を閃く確率が高くなります。
- 閃きレベルはコマンド入力時に選択していた対象のものが参照されます。これは回避（カウンター）技を閃く場合であっても同様です。
- 【追記】ただし、敵全体を対象としている場合は常に敵リーダーの閃きレベルが参照されます。たとえ、敵リーダーが戦闘不能になり、お供しか残っていない場合でもです。
- 関連ページ：「敵キャラクター一覧」
- 閃きレベルはコマンド入力時に選択していた対象のものが参照されます。これは回避（カウンター）技を閃く場合であっても同様です。
- 閃き適正
- プレイヤーキャラには「閃き適正」という技の得意・不得意が設定されており、そのキャラに派生先の技の閃き適正がない場合はその技を閃く確率が大幅に低下します。
- 関連ページ：「閃き適正」
- 技の達人
- キャラが「技の達人」だと技を閃く確率が高くなります（非達人時の約2倍）。技装備数6以上、術装備数0が技の達人になる条件です。
閃き判定のタイミング
閃き判定というのはターンの最初、つまり攻撃処理や戦闘不能処理が行われる前に行われます。 そして、このとき閃き判定に成功すれば、実際の攻撃時にその技を閃くことになります （閃き判定の結果が回避（カウンター）技の場合は、それら回避技が発動可能な攻撃を受けたときに閃く）。 また、自身の行動前に対象が戦闘不能になり別の敵を攻撃することになっても、閃き判定は事前に終了しているので閃き結果に変化はありません。
回避（カウンター）技を派生元とする閃き
『ディフレクト』→『かすみ青眼』。『かすみ青眼』→『喪神無想』。 この二つは回避（カウンター）技を派生元とする特殊な派生です。 これらも前述と同じくターンの最初に閃き判定が行われます。 ただし、派生元となるディフレクト・かすみ青眼が実際に発動する必要はなく、技術欄に装備しているだけで閃き判定が行われます（そもそも回避技の確率判定は閃き判定の後になります）。 また、この閃き判定は通常の攻撃による閃き判定よりも優先度が低いので、ディフレクト・かすみ青眼を装備することで他の閃きを阻害するといったことはありません。 なお、陽術『光の剣』によるディフレクトでは、かすみ青眼を閃けません。
閃き確率
閃き判定は以下の条件式を満たすときに成功します。
条件式
境界値 ＞ テーブル乱数A
テーブル乱数A
最小値0、最大値255のランダムな整数値です。ただし、これによって得られる数値には偏りが存在します。
関連ページ：「乱数」
境界値
閃き難易度から対象の閃きレベルを引いた数値を基準値とし、それを以下の表に照らし合わせて求めます。
例えば、閃き難易度40、対象の閃きレベル36、適正あり、技の達人だった場合、基準値は40-36=4となり境界値は8になります。
| 境界値 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 適正あり 技の達人 | 適正あり | 適正なし | ||
| 基準値 | -10以下 | 40 | 20 | 1 |
| -9 | 39 | 19 | 1 | |
| -8 | 39 | 19 | 1 | |
| -7 | 37 | 19 | 1 | |
| -6 | 36 | 18 | 1 | |
| -5 | 34 | 17 | 1 | |
| -4 | 31 | 16 | 1 | |
| -3 | 29 | 15 | 1 | |
| -2 | 26 | 14 | 1 | |
| -1 | 23 | 12 | 1 | |
| 0 | 30 | 25 | 1 | |
| 1 | 16 | 8 | 1 | |
| 2 | 13 | 6 | 1 | |
| 3 | 10 | 5 | 1 | |
| 4 | 8 | 4 | 1 | |
| 5 | 5 | 3 | 1 | |
| 6 | 3 | 2 | 1 | |
| 7 | 2 | 1 | 1 | |
| 8 | 1 | 1 | 1 | |
| 9 | 1 | 1 | 1 | |
| 10以上 | 0 | 0 | 0 | |
実際の閃き確率
乱数に偏りが存在しなければ、閃き判定に成功する確率は"境界値/256"となるのですが、前述の通りテーブル乱数Aで得られる乱数には偏りが存在します。この偏りを考慮した上での実際の成功確率が以下のものになります。
| 実際の成功確率 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 適正あり 技の達人 | 適正あり | 適正なし | ||
| 基準値 | -10以下 | 88/520 | 48/520 | 10/520 |
| -9 | 86/520 | 46/520 | 10/520 | |
| -8 | 86/520 | 46/520 | 10/520 | |
| -7 | 82/520 | 46/520 | 10/520 | |
| -6 | 80/520 | 44/520 | 10/520 | |
| -5 | 76/520 | 42/520 | 10/520 | |
| -4 | 70/520 | 40/520 | 10/520 | |
| -3 | 66/520 | 38/520 | 10/520 | |
| -2 | 60/520 | 36/520 | 10/520 | |
| -1 | 54/520 | 32/520 | 10/520 | |
| 0 | 68/520 | 58/520 | 10/520 | |
| 1 | 40/520 | 24/520 | 10/520 | |
| 2 | 34/520 | 20/520 | 10/520 | |
| 3 | 28/520 | 18/520 | 10/520 | |
| 4 | 24/520 | 16/520 | 10/520 | |
| 5 | 18/520 | 14/520 | 10/520 | |
| 6 | 14/520 | 12/520 | 10/520 | |
| 7 | 12/520 | 10/520 | 10/520 | |
| 8 | 10/520 | 10/520 | 10/520 | |
| 9 | 10/520 | 10/520 | 10/520 | |
| 10以上 | 0 | 0 | 0 | |