EP/LPコストの求め方

EP/LPコストは「EP基準値」と「EP軽減度」をコスト算出表に照らし合わせることで求められます。なお、1(50%)は50%の確率で、1(25%)は25%の確率でEP/LPを1消費します。

EP/LPコストを決める要素

EP基準値

使用する「技/術」のEP基準値。この数値が大きいほどコストが増加します。注意点として、EP基準値が7以上に設定されている技術はEP基準値を6として扱います。 例えば『ヴァンダライズ』と『払車剣』の設定上のEP基準値はそれぞれ10と7ですが、これらは計算の際にどちらも6として扱われるため実際のコストは同じ値になります。

消費タイプ

使用する「武器」の消費タイプ。消費タイプにはEPとLPの2種類があり、EPの場合は武器のEPを、LPの場合はキャラクターのLPをコストとして消費します。勘違いし易いですが、武器技だからEPを消費し体術や術だからLPを消費するというわけではなく、どちらを消費するかは使用する武器によって決まります。

コストタイプ

使用する武器のコストタイプ。コストタイプには武器、特武器、素手、固定A、固定B、消耗品の6種類があり、これらは「武器の分類」ごとに異なります。コストタイプによって参照するコスト算出表が異なるため、同じ術を使用する場合でも素手経由と術具経由でコストが大きく異なります。

強度補正

武器の強度補正＋1ごとにEP基準値が0.5減少し、強度補正－1ごとにEP基準値が0.5増加します。なお、EP基準値が7以上ある技術の場合は、まずEP基準値を6にしてからこの修正を行います（仮にEP基準値が7、強度が－3なら、最終的なEP基準値は6＋1.5で7.5になる）。

EP軽減度

EP軽減度はキャラクターがある一定の条件を満たすことで上昇する数値で、これが大きいほどコストが減少します（ただし、コストタイプ武器、特武器、素手に限る）。

EP軽減度の上昇条件

	条件	上昇量
A	名乗っているクラスの必要スキルに使用武器の対応スキルが含まれている	＋クラスLv
B	条件Aを満たさなかった場合で、使用武器の対応スキルLvが1以上	＋1
C	使用武器が特殊剣（オブシダンソード）	＋1
D	使用するのが技であり、なおかつ技を28種以上習得している（『断ち切り』等の基本技も含む）	＋1
E	使用するのが術であり、なおかつ術を10種以上習得している	＋1
F	クラス特性が伝説のクラスを名乗っている。	＋1

特殊なコストの技/術

一部の技/術には上記のコスト決定を無視するものがあります。それらの技/術を使用する場合、コストは以下の式で求めます。

『火のゆらめき』、『水のながれ』、『風のささやき』、『土のぬくもり』

コスト＝EP基準値

『生命の雨』、『逃げる』

コスト＝プレイヤーパーティーの人数

クラス『細工師』によるコストの軽減

キャラクターがクラス『細工師』を名乗っていると、実際に消費されるEP/LPが一定確率で1軽減されます。軽減される確率は非常に高く、最低でも92%以上の確率で起こります。