解析データから得た連携に関する情報


連携とは

同じ敵を連続して攻撃すると一定確率で「連携」と呼ばれる現象が起きます。連携が起きると以下のようなメリットが発生します。

ダメージの増加
2連携目以降の攻撃のダメージが増加する。具体的には2連携目×1.1倍、3連携目×1.2倍、4連携目×1.3倍、5連携目×1.4倍になる。
防御力の半減
2連携目以降の攻撃時は相手の防御力を半減してダメージ計算される。
追加効果の発生確率上昇
2連携目以降の追加効果の基本発生確率が上昇する。具体的には2連携目+25、3連携目+30、4連携目+35、5連携目+40になる。
陣の発生
特定の隊列・特定の順番・特定の技術で連携を行うと「陣」が発生する。陣には各神の恩寵値を上げたり、サルーイン戦の柱を壊したりする効果がある。

関連ページ:「ダメージ・回復の計算」・「STAT・ATK・DEFの計算」・「追加効果」・「

連携すると技の名前が繋がりひとつになる。また、ダメージや追加効果も一括で表示されるようになる。ただし、これはあくまで演出的なもので内部での各種計算は普段と同じで攻撃ごとに個別に行われている。


連携の仕組み

連携は「連携属性」の"付与"と"受け入れ"という二つの要素によって成り立っており、どちらか一方でも欠けてしまうと連携は成立しません。

連携属性の付与
キャラクターが誰かを攻撃すると、その相手に連携属性と呼ばれるものが一定確率で付与される
付与された連携属性はその攻撃の直後に続く攻撃にのみ有効で、その直後の攻撃が終了すると付与された連携属性は消滅する
技を閃いたときは連携属性を付与できない
攻撃が相手に避けられた場合は連携属性を付与できない
付与する確率は連携順に依存する
連携属性の受け入れ
キャラクターが誰かを攻撃すると、相手に付与されている連携属性を一定確率で受け入れる。
連携属性を受け入れるとその攻撃は直前の攻撃に繋がり連携が成立する
技を閃いたときは連携属性を受け入れられない
モンスターの場合はプレイヤーによって連携が解禁されていないと連携属性を受け入れられない
受け入れる確率はスキルレベルに依存する
連携属性

連携属性には「停止1」・「移動3」・「電撃2」などの属性が存在し、その数は合計で32属性になります。
相手に付与される連携属性は攻撃に使用する技術によっが異なり、同様に受け入れ可能な連携属性のというのも技術によって異なります。付与されている連携属性に受け入れ可能な属性がない場合は連携が成立しません。連携属性の付与と受け入れの判定は各属性ごとに行われるため、複数の連携属性を付与できる、あるいは複数の連携属性を受け入れ可能な技術はそのぶん連携する確率が高くなります。
関連ページ:「技術一覧


連携属性の付与確率

付与条件
  1. 攻撃側が技を閃いていない
  2. 攻撃が相手に命中している、あるいは回避されていない
付与確率

上記の条件を満たして上で以下の判定を付与可能な連携属性の数だけ行い、付与される連携属性を決定する。

乱数(mod 100) < 基本付与確率×お供モンスター倍率+切り込み補正

ただし、幻術『幻霧結界』が使用されている場合は必ず判定に成功する。

※括弧内、剰余算優先で左から順に計算し、小数点以下の値が出た場合はその都度切り捨て。

※a(mod b)とはaをbで割った余りの意味。

基本付与確率
その攻撃の連携順に応じて90~40の値をとります。
基本付与確率
1連携目2連携目3連携目4連携目5連携目以降
9080705540
切り込み補正
攻撃側のクラスが『帝国海兵』ならクラスレベルに応じて0~+75の値をとります。
切り込み補正
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5
±0+30+45+60+75
なお、プレイヤーキャラの5人だけで連携すると想定した場合、基本付与確率の最低値は55になるのでクラスレベルが3あれば付与確率を100%にするのに十分ということになります。
お供モンスター倍率
攻撃側がお供モンスターなら×0.5倍の値をとります。

連携属性の受け入れ確率

受け入れ条件
  1. 攻撃側が技を閃いていない
  2. 攻撃側と防御側が同一キャラクターでない
  3. 攻撃側がモンスターの場合、プレイヤーキャラによって連携が解禁されている必要がある
受け入れ確率

上記の条件を満たして上で以下の判定を、付与されている連携属性のうち受け入れ可能な属性の数だけ行い、
そのうち一つでも判定に成功すればその攻撃が直前の攻撃に連携する。

乱数(mod 100) < (基本連携確率+エース補正)×かく乱倍率×お供モンスター倍率

※ただし、100≦(基本連携確率+エース補正)の場合は下線部を100にする

※括弧内、剰余算優先で左から順に計算し、小数点以下の値が出た場合はその都度切り捨て。

※a(mod b)とはaをbで割った余りの意味。

各パラメータの意味
基本連携確率
攻撃側のスキルレベルに応じて30~95の値をとります。参照されるスキルは攻撃側の使用する武器によって異なります。
また、攻撃側がモンスターの場合はモンスターレベル÷2をスキルレベルとします。
なお、幻術『幻霧結界』が使用されている場合は必ず100の値をとります。
関連ページ:「武器の分類
基本連携確率
Lv0Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5
通常時307580859095
幻霧結界時100
エース補正
攻撃側のクラスが『帝国正騎士』ならクラスレベルに応じて0~+100の値をとります。
エース補正
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5
±0+40+60+80+100
かく乱倍率
防御側のパーティにクラスが『旅芸人』のキャラがひとりでも存在し、なおかつそのキャラが戦闘不能でないならクラスレベルに応じて×0.9~×0.5倍の値をとります。
かく乱倍率
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5
×0.9倍×0.8倍×0.7倍×0.6倍×0.5倍
お供モンスター倍率
攻撃側がお供モンスターなら×0.5倍の値をとります。

連携率や支援の役割

「連携率」とは連携時に左下に表示される"連携ダメージ○○%"という数字のことです。ダメージと表示されているし、この数値分だけダメージが増加していのか……と思うかもしれませんが、実はこの数値はダメージとまったく関わりがありません。それどころか、ダメージ以外のいかなる要素にも影響を与えることはなく、ただ表示されるだけの無意味な数値でしかありません。ただし、陣発生時の連携率は恩寵値が高いと増えるため、恩寵値の目安としてなら使えなくもありません。
また、このゲームには「支援」と呼ばれる要素があり、これは特定の技術を連携の起点にすると発生するのですが……この支援の効果は連携率を上げるというものであり、これもまたゲーム的にあまり意味のない要素となっています。

意味ありげな数値だが、ただの飾りでしかない。なお、同じサガシーズであるアンサガなどに表示される連携率にはちゃんとダメージ増加効果がる。



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