解析から得た無足・加撃・奥義の情報
使用する技が瞬間的に別の強力な技に変化する現象、これらは「無足」あるいは「加撃」またあるいは「奥義」と呼ばれます。
一定確率で命中率の高い技へと変化する現象、それが無足です。味方が使用できる移動タイプの技の殆どがこの無足をそなえています。無足の発動にはキャラの装備重量が関係しており、装備重量が軽いほど無足の発動率は上がります。
一定確率で威力の高い技へと変化する現象、それが加撃です。加撃で発動する技は総じて無足で発動する技よりも強力です。しかし、加撃は自分と相手のモードの相性が悪いと発動できないため、その見極めが必要となります。
超低定確率で非常に強力な技へと変化する現象、それが奥義です。奥義をそなえる技は『カットイン』『月影の太刀』『無双三段』の三つしか存在しません。その性質は無足と加撃を合わせたようなもので、発動にはキャラの重量とモードの相性の双方が関与し、発動する技は高命中率・高威力となっています。なお、奥義未解禁時(そのプレイデータで奥義がまだ一度も発動していない)に限り、奥義の発動率が飛躍的に上昇します。
奥義未解禁を利用するとこんな豪勢な連携も可能。
上記の条件を満たしてうえで以下の条件式を満たすと無足が発動する
乱数(mod N) < (スキルレベル+武芸補正値)×4+5
N=昇華難易度×5+装備重量 ※ただし、100≦N≦250とする
括弧内、剰余算優先で左から順に計算し、小数点以下の値が出た場合はその都度切り捨てる。
※a(mod b)はaをbで割った余りの意味。
上記の条件を満たしてうえで以下の条件式を満たすと加撃が発動する
乱数(mod N) < (スキルレベル+武芸補正値)×4+5
N=昇華難易度×5 ※ただし、50≦N≦250とする
括弧内、剰余算優先で左から順に計算し、小数点以下の値が出た場合はその都度切り捨てる。
※a(mod b)はaをbで割った余りの意味。
上記の条件を満たしてうえで以下の二つの条件式を両方満たすと奥義が発動する
乱数(mod N) < (スキルレベル+武芸補正値)×4+5
N=昇華難易度×5+装備重量 ※ただし、100≦N≦250とする
乱数(mod M) < (スキルレベル+武芸補正値)×4+5
M=昇華難易度×5 ※ただし、50≦M≦250とする
括弧内、剰余算優先で左から順に計算し、小数点以下の値が出た場合はその都度切り捨てる。
※a(mod b)はaをbで割った余りの意味。
奥義が未解禁のときに限り、上記の判定に失敗しても以下の判定によって奥義が発動する可能性がある。
奥義未解禁時に以下の条件式を満たすと奥義が発動する
乱数(mod 100) < 20
括弧内、剰余算優先で左から順に計算し、小数点以下の値が出た場合はその都度切り捨てる。
※a(mod b)はaをbで割った余りの意味。
Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | Lv5 |
---|---|---|---|---|
0 | +1 | +2 |
さてミンサガにおける花形技『乱れ雪月花』は一体どれくらいの確率で発動するのか調べてみましょう。
条件は以下の通り。
まずは奥義の前に無足と加撃の発動確率についで計算してみます。
無足『雪足月影の太刀』の昇華難易度は25。無足には重量による補正が入ります。
上の条件を確率に直すと33/134、つまり約24.6%の確率で無足が発動することになります。
加撃『月影三花仙』の昇華難易度は30。今回は相手のモードが術法なので加撃阻害を考慮する必要はありません。
上の条件を確率に直すと33/150。さらに無足発動時は加撃が発動しませんので、無足の不発確率を掛け合わせます。
加撃の発動確率は約16.6%となります。
さて次はいよいよ奥義の発動確率ですが、奥義は二つの発動条件を満たさなければなりません。条件式そのものは無足と加撃のそれと同じものになります。
上の条件を確率に直すと33/159と33/150。さらに二つの条件と無足加撃の不発確率を掛け合わせます。
奥義の発動確率は約2.68%という計算結果が出ました。その発動確率の低さは以前から言われていたことですが、あらためて数値でみると本当に酷い……もといロマンシングな確率であることがわかります。