モードやスタイルに関する解説
「モード(武器のモードとも)」とはキャラクターに付与されるジャンケン要素のようなもので、相手に合わせて適切なモードを使い分ければ戦闘を有利に進めることができます。モードにはアタック・ディフェンス・トリック・術法の4種類があり、自分と相手のモードの組み合わせに応じてさまざまな特殊効果が発生します。
武器には「スタイル」といった概念が存在し、プレイヤーキャラのモードはこのスタイルに応じた範囲内でしか切り替えることができません。例えば、両用ATというスタイルの武器を使用する場合、そのキャラはアタックとトリックモードしか選択することができず、ディフェンスモードで行動することができません。なお、モンスターはスタイルにとらわれることなく自由にモードを切り替えることが可能です。
スタイルにはそれぞれ長所と短所が存在し、選択可能なモードが多いスタイルは「戦況に合わせて柔軟なモード選択ができる」・「すべての技が閃きやすい」というメリットがる一方で、「武器の攻撃性能が低下する」・「キャラの速度値が低下する」といったデメリットがあります。
スタイル | 選択可能なモード | 攻撃性能 | 速度値 | 閃きやすい技 |
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単一Aスタイル | アタック | 1.00倍 | 1.00倍 | アタック適正の技 |
単一Dスタイル | ディフェンス | ディフェンス適正の技 | ||
単一Tスタイル | トリック | トリック適正の技技 | ||
両用ADスタイル | アタックディフェンス | 0.95倍 | 0.95倍 | アタック・ディフェンス適正の技 |
両用ATスタイル | アタックトリック | アタック・トリック適正の技 | ||
両用DTスタイル | ディフェンストリック | ディフェンス・トリック適正の技 | ||
万能スタイル | アタックディフェンストリック | 0.85倍 | 0.90倍 | すべての技 |
(なし) | 術法 | 1.00倍 | 1.00倍 | なし |
多くの場合、入手した直後の武器は単一Aスタイルになっており、そのままではアタックモードしか選択できません。しかし、鍛冶屋や体術屋で武器のスタイルを変更することで他のモード(術法を除く)を選択できるようになります。また『レフトハンドソード』のような改造不能の武器は鍛冶屋を利用できず、スタイルを変更することができないため単一Aスタイルで固定となります(※)。
※『鬼神刀』だけは例外で、刀鬼イベント前に『古刀』のスタイルを変更しておくことでそのスタイルを継承させることが可能。
スタイル | オーダー名 | クリスタルシティ | 北エスタミル | ローバーン | ブルエーレ | ガトの村 | ミルザブール | オイゲンシュタット | 南エスタミル | ジェルトン | パイレーツコースト | ウェイプ |
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単一Aスタイル | 攻撃向け | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
単一Dスタイル | 防御向け | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × |
単一Tスタイル | けん制用 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
両用ADスタイル | 攻撃/防御両用 | ○ | ○ | × | ○ | × | ○ | × | × | × | × | × |
両用ATスタイル | 攻撃/けん制両用 | ○ | ○ | × | ○ | × | × | × | ○ | × | × | × |
両用DTスタイル | 防御/けん制両用 | ○ | ○ | × | ○ | × | × | × | × | × | × | × |
万能スタイル | 万能型 | ○ | × | × | ○ | × | × | × | × | × | × | × |
スタイル | オーダー名 | クリスタルシティ | 北エスタミル | ブルエーレ | ウエストエンド | ジェルトン |
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単一Aスタイル | 体術基本スタイル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
単一Dスタイル | シールドスタイル | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
単一Tスタイル | トリックスタイル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
両用ADスタイル | デュアルスタイル | ○ | × | × | ○ | × |
両用ATスタイル | アサルトスタイル | ○ | × | × | ○ | ○ |
両用DTスタイル | プロテクトスタイル | ○ | ○ | × | ○ | × |
万能スタイル | マルチスタイル | ○ | × | × | × | × |
『炎のロッド』や『水竜剣』といった術具としての性質をそなえる武器は、そのスタイルに関わらず術法モードを選択することが可能です。これらの武器で術法モードを選択すると、習得している術の中からその術具の系統に応じた術(例えば炎のロッドなら火術、水竜剣なら水術)を使用することができます。別の言い方をすると術を使用するときは術法モードしか選べず、アタック・ディフェンス・トリックモードで術を使用することはできないということです。ただし、武器の固有術を使用する場合は例外で、このときだけは術法以外のモードで術を使用することができます。
『聖杯』・『薬箱』・薬草類、ポーション類、素手(術用)類にはスタイルが存在しないため、アタック・ディフェンス・トリックモードを選択できません。これらの武器を使用するときキャラのモードは術法モードで固定となります。
特殊剣『オブシダンソード』はモードを切り替えることで使用可能な技と盾の発動可否が変化します。
関連ページ:「武器の分類」
技術には「適正モード(技のモードとも)」というパラメータが存在します。適正モードにはアタック適正(A)・ディフェンス適正(D)・トリック適正(T)・マルチ適正(M)の4種類が存在し、これらがモードやスタイルと一致していないと与ダメージや閃き確率が低下してしまいます。
モードと適正モードが一致していないと与えるダメージが90%に低下してしまいます。例えばアタックモードで『なぎ払い』を使用すると、なぎ払いの適正モードがディフェンスのためダメージが低下します。また、クラスが『竜人』の場合はダメージの低下が通常よりも大きくなり70%まで下がってしまいます。なお、マルチ適正の技であればどのモードを選択してもダメージは低下しません。
関連ページ:「ダメージ計算」
武器のスタイルに含まれていない適正モードの技は閃く確率が50%に低下してしまいます。例えば両用DTスタイルにはアタックが含まれていないのでアタック適正の技を閃く確率が低下します。
関連ページ:「閃き」
技術の適正モードは隠しパラメータのため「技/術一覧」で確認してもらうのが一番ですが、ゲーム中でもある程度は確認することができます。技術名の左横にマークがあればアタック適正・マークがあればディフェンス適正・マークがあればトリック適正・マークまたは現在選択しているモードに応じてマークが変化する場合はマルチ適正となります。ただし、竜騎士の『紅蓮の太刀』など一部の技はマルチ適正であるにも関わらず、マークが変化しない場合があるので注意してください。