モードやスタイルに関する解説


モードとは

「モード(武器のモードとも)」とはキャラクターに付与されるジャンケン要素のようなもので、相手に合わせて適切なモードを使い分ければ戦闘を有利に進めることができます。モードにはアタックディフェンストリック術法の4種類があり、自分と相手のモードの組み合わせに応じてさまざまな特殊効果が発生します。

モードの特殊効果
Aモード効果
効果
ダメージ計算時、ダメージ・回復量+30%
条件
攻撃するキャラのモードがアタック、ダメージを受けるキャラのモードがアタックトリック術法
Dモード効果Ⅰ
効果
ダメージ計算時、防御側の防御力+60%で計算される
条件
攻撃するキャラのモードがディフェンス、ダメージを受けるキャラのモードがディフェンス
Dモード効果Ⅱ
効果
カウンター・ディフレクト判定時、発動確率が4倍
条件
ディフレクトを発動するキャラのモードがディフェンス
竜人のディフレクト無効効果
効果
カウンター・ディフレクト判定時、発動確率が0
条件
ディフレクトを発動するキャラのクラスが『竜人』で、なおかつモードがアタックトリック術法
Tモード効果
効果
速度値計算時、速度値+60%
条件
そのキャラのモード履歴がトリック、そのキャラのメインターゲットとしているキャラのモード履歴がディフェンストリック術法
解説
モード履歴とは、そのキャラ(その行動)の速度値の計算が終了した際にそのときそのキャラが選んでいたモードのこと。 また、速度値の計算はプレイヤーのコマンド入力完了後、プレイヤーキャラ(以下PC)→モンスター(以下MO)の順に決定される。さらにPCはコマンド入力したキャラ順、MOは並び順に速度値を計算する。なお、戦闘開始時点でのモード履歴は全員アタックで固定。
ここで重要なのが、自分のターゲットにしているキャラが自分より前に速度計算するのか、後に速度計算するのかによって相手のモード履歴の中身が異なってくるということです。例えば、PCがMOをターゲットにした場合、PCの速度計算時点でMOの速度計算は行われていないのでMOのモード履歴の中身は前回の速度計算時に選んでいたモード、つまり前ターンのモードとなります。一方、MOがPCをターゲットにした場合、MOの速度計算時点でPCの速度計算はすでに終了しているのでPCのモード履歴は今回の速度計算時に選んでいたのモード、つまり現在ターンのモードとなります。
この時点でも十分にわかり難いのでが、さらに問題なのがPCがPCをターゲットにした場合です。この場合、ターゲットにしたPCが自分よりも先にコマンド入力していれば相手PCのモード履歴は現在ターンのモード、後であれば前ターンのモードとなります。通常、すばやく行動したい場合は行動順指定ではなくフリーファイト入力=並び順でキャラの行動を指定するため、Tモード効果を使いこなすにはキャラの並び順から考慮しないといけません。
参考図
メインターゲットというのはターゲットの基準になっているキャラのことで、例えば効果範囲が敵円範囲であればメインターゲットはその円の中心になっているキャラです。効果範囲が敵全体・味方全体・敵味方全体の場合はターゲットを指定することができませんが、これらの場合でもメインターゲットはちゃんと存在しており、敵全体は攻撃側がPCならリーダーモンスター・MOならその都度不定、味方全体は自パーティのリーダー、敵味方全体は攻撃側がPC・MOに関わらずリーダーモンスターがメインターゲットになります。
竜人の速度半減効果
効果
速度値計算時、速度値が50%に低下
条件
そのキャラのクラスが『竜人』で、なおかつモード履歴がアタックディフェンス術法
加撃阻害
効果
加撃・奥義判定時、発動確率が0
条件
攻撃するキャラのモードがアタック、そのキャラのメインターゲットとしているキャラのモードがディフェンス
攻撃するキャラのモードがディフェンス、そのキャラのメインターゲットとしているキャラのモードがトリック
攻撃するキャラのモードがトリック、そのキャラのメインターゲットとしているキャラのモードがアタック
モード不一致
効果
ダメージ計算時、ダメージ・回復量が90%に低下
ただし、攻撃するキャラのクラスが『竜人』の場合は70%に低下
条件
攻撃するキャラのモードがアタック、攻撃に使用する技術の適正モードがディフェンス・トリック
攻撃するキャラのモードがディフェンス、攻撃に使用する技術の適正モードがアタック・トリック
攻撃するキャラのモードがトリック、攻撃に使用する技術の適正モードがアタック・ディフェンス

スタイルとは

武器には「スタイル」といった概念が存在し、プレイヤーキャラのモードはこのスタイルに応じた範囲内でしか切り替えることができません。例えば、両用ATというスタイルの武器を使用する場合、そのキャラはアタックとトリックモードしか選択することができず、ディフェンスモードで行動することができません。なお、モンスターはスタイルにとらわれることなく自由にモードを切り替えることが可能です。

スタイルの種類と効果

スタイルにはそれぞれ長所と短所が存在し、選択可能なモードが多いスタイルは「戦況に合わせて柔軟なモード選択ができる」・「すべての技が閃きやすい」というメリットがる一方で、「武器の攻撃性能が低下する」・「キャラの速度値が低下する」といったデメリットがあります。

スタイル一覧
スタイル選択可能なモード攻撃性能速度値閃きやすい技
単一Aスタイルアタック1.00倍1.00倍アタック適正の技
単一Dスタイルディフェンスディフェンス適正の技
単一Tスタイルトリックトリック適正の技技
両用ADスタイルアタックディフェンス0.95倍0.95倍アタック・ディフェンス適正の技
両用ATスタイルアタックトリックアタック・トリック適正の技
両用DTスタイルディフェンストリックディフェンス・トリック適正の技
万能スタイルアタックディフェンストリック0.85倍0.90倍すべての技
(なし)術法1.00倍1.00倍なし
スタイルの変更

多くの場合、入手した直後の武器は単一Aスタイルになっており、そのままではアタックモードしか選択できません。しかし、鍛冶屋や体術屋で武器のスタイルを変更することで他のモード(術法を除く)を選択できるようになります。また『レフトハンドソード』のような改造不能の武器は鍛冶屋を利用できず、スタイルを変更することができないため単一Aスタイルで固定となります(※)

※『鬼神刀』だけは例外で、刀鬼イベント前に『古刀』のスタイルを変更しておくことでそのスタイルを継承させることが可能。

各町の鍛冶屋と変更可能なスタイル
スタイルオーダー名クリスタルシティ北エスタミルローバーンブルエーレガトの村ミルザブールオイゲンシュタット南エスタミルジェルトンパイレーツコーストウェイプ
単一Aスタイル攻撃向け
単一Dスタイル防御向け×××
単一Tスタイルけん制用×××
両用ADスタイル攻撃/防御両用×××××××
両用ATスタイル攻撃/けん制両用×××××××
両用DTスタイル防御/けん制両用 ××××××××
万能スタイル万能型×××××××××
各町の体術屋と変更可能なスタイル
スタイルオーダー名クリスタルシティ北エスタミルブルエーレウエストエンドジェルトン
単一Aスタイル体術基本スタイル
単一Dスタイルシールドスタイル×
単一Tスタイルトリックスタイル
両用ADスタイルデュアルスタイル×××
両用ATスタイルアサルトスタイル××
両用DTスタイルプロテクトスタイル××
万能スタイルマルチスタイル××××
術具と術法モード

『炎のロッド』や『水竜剣』といった術具としての性質をそなえる武器は、そのスタイルに関わらず術法モードを選択することが可能です。これらの武器で術法モードを選択すると、習得している術の中からその術具の系統に応じた術(例えば炎のロッドなら火術、水竜剣なら水術)を使用することができます。別の言い方をすると術を使用するときは術法モードしか選べず、アタック・ディフェンス・トリックモードで術を使用することはできないということです。ただし、武器の固有術を使用する場合は例外で、このときだけは術法以外のモードで術を使用することができます。

杯、薬箱、薬草、ポーション、素手(術用)のモード

『聖杯』・『薬箱』・薬草類、ポーション類、素手(術用)類にはスタイルが存在しないため、アタック・ディフェンス・トリックモードを選択できません。これらの武器を使用するときキャラのモードは術法モードで固定となります。

オブシダンソードのモードと使用可能な技

特殊剣『オブシダンソード』はモードを切り替えることで使用可能な技と盾の発動可否が変化します。

関連ページ:「武器の分類」


適正モードとは

技術には「適正モード(技のモードとも)」というパラメータが存在します。適正モードにはアタック適正(A)・ディフェンス適正(D)・トリック適正(T)・マルチ適正(M)の4種類が存在し、これらがモードやスタイルと一致していないと与ダメージや閃き確率が低下してしまいます。

モードと適正モード

モードと適正モードが一致していないと与えるダメージが90%に低下してしまいます。例えばアタックモードで『なぎ払い』を使用すると、なぎ払いの適正モードがディフェンスのためダメージが低下します。また、クラスが『竜人』の場合はダメージの低下が通常よりも大きくなり70%まで下がってしまいます。なお、マルチ適正の技であればどのモードを選択してもダメージは低下しません。
関連ページ:「ダメージ計算」

スタイルと適正モード

武器のスタイルに含まれていない適正モードの技は閃く確率が50%に低下してしまいます。例えば両用DTスタイルにはアタックが含まれていないのでアタック適正の技を閃く確率が低下します。
関連ページ:「閃き」

適正モードの確認法

技術の適正モードは隠しパラメータのため「技/術一覧」で確認してもらうのが一番ですが、ゲーム中でもある程度は確認することができます。技術名の左横にマークがあればアタック適正・マークがあればディフェンス適正・マークがあればトリック適正・マークまたは現在選択しているモードに応じてマークが変化する場合はマルチ適正となります。ただし、竜騎士の『紅蓮の太刀』など一部の技はマルチ適正であるにも関わらず、マークが変化しない場合があるので注意してください。



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