解析データから得た盾の情報
盾回避はカウンター、ディフレクト、魔法盾回避に並ぶ攻撃回避手段のひとつです。この回避手段には以下のような特徴があります。
盾回避はモンスターも行ってくる。
※モードがディフェンスかトリックのときのみ。
上記の条件を満たして上で下記の条件式を満たすと盾回避が発動する。
乱数(mod 100) < (回避性能×20+DEX+AGI)×技能値÷300×回避難度倍率
※括弧内、剰余算優先で左から順に計算し、小数点以下の値が出た場合はその都度切り捨て。
※a(mod b)とはaをbで割った余りのことを意味する。
Lv0 | Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | Lv5 |
---|---|---|---|---|---|
5 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
Lv0-1 | Lv2-3 | Lv4-5 | Lv6-7 | Lv8 |
---|---|---|---|---|
6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
× | △ | △+ | ○ | ○+ | ◎ | |
---|---|---|---|---|---|---|
1HIT | 0倍 | 0.2倍 | 0.4倍 | 0.6倍 | 0.8倍 | 1.0倍 |
2-3HIT | 0倍 | 0倍 | 0.2倍 | 0.4倍 | 0.6倍 | 0.8倍 |
4-5HIT | 0倍 | 0倍 | 0倍 | 0.2倍 | 0.4倍 | 0.6倍 |
6-7HIT | 0倍 | 0倍 | 0倍 | 0倍 | 0.2倍 | 0.4倍 |
8-9HIT | 0倍 | 0倍 | 0倍 | 0倍 | 0倍 | 0.2倍 |
× | △ | △+ | ○ | ○+ | ◎ | |
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セルフバーニング | 6.4倍 | 6.6倍 | 6.8倍 | 7.0倍 | 7.2倍 | 7.4倍 |
イージスの盾 | 6.6倍 | 6.8倍 | 7.0倍 | 7.2倍 | 7.4倍 | 7.6倍 |
幻日 | 6.6倍 | 6.8倍 | 7.0倍 | 7.2倍 | 7.4倍 | 7.6倍 |
アンチマジック | 6.8倍 | 7.0倍 | 7.2倍 | 7.4倍 | 7.6倍 | 7.8倍 |
スターライトビット(×1) | 6.8倍 | 7.0倍 | 7.2倍 | 7.4倍 | 7.6倍 | 7.8倍 |
スターライトビット(×2) | 7.0倍 | 7.2倍 | 7.4倍 | 7.6倍 | 7.8倍 | 8.0倍 |
スターライトビット(×3) | 7.0倍 | 7.2倍 | 7.4倍 | 7.6倍 | 7.8倍 | 8.0倍 |
スターライトビット(×4) | 7.2倍 | 7.4倍 | 7.6倍 | 7.8倍 | 8.0倍 | 8.2倍 |
スターライトビット(×5) | 7.2倍 | 7.4倍 | 7.6倍 | 7.8倍 | 8.0倍 | 8.2倍 |
ブラックアイス | 7.4倍 | 7.6倍 | 7.8倍 | 8.0倍 | 8.2倍 | 8.4倍 |
盾の回避率が異常に高まるという上記のバグは、一見すると非常に有用そうなバグに見えます。しかし、実際は魔法盾回避が発生している時点ですでに回避には成功しているため、盾回避がどんなに高確率で発生したところで意味はありません。
回避率の上昇という点で見れば、このバグにはなんの有用性もありません。しかし、このバグにはひとつだけ有用な点があります。それは"魔法盾回避の結果が盾回避で上書きされる"という点です。これによりセルフバーニング最大の欠点である"反撃するとセルフバーニングが解除される"といった特性を無効化することができます。
このゲームでは魔法盾→盾の順に回避判定が行われており、魔法盾回避が発生した後に盾回避が発生すると結果が上書きされ、盾回避したものとして扱われます。また、上記のバグが存在するため、盾の性能やスキルレベルにもよりますが、魔法盾回避と盾回避の両方が行える条件下では"魔法盾回避の発生=盾の回避"の発生という図式が成立します。これによりセルフバーニングによる回避が発生しても、その後立て続けに盾回避が発生して結果を上書きするため、セルフバーニングによる反撃=消滅を防ぐことができるのです。
このバグ技は「セルフ盾」と呼ばれており、ミンサガプレイヤーの間では以前から知られているテクニックです。しかし、このバグ技に対する誤解は多く、"魔法盾と盾の併用で総合的な回避率が上がる"、"水鏡の盾を組み合わせたらジュエルブラスターも100%回避できる"と思われている方も少なくありません。また、盾回避率が異常に高まるのであって、盾の回避率が必ず100%になるわけではありません。盾の性能やスキルレベルによっては、セルフバーニング発生後に盾回避が発生せず、反撃が出てしまうこともあります。セルフ盾を利用するのであれば、最低限の盾スキルレベルは確保しておきましょう。